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藁園神社
(ワラソノ)
御祭神
素盞鳴尊
御神紋
左三ツ巴 モッコ
御由緒
明細書に創祀年代不詳であるが、社伝によれば、後小松天皇応永4年時の代官の不思議な霊夢により、郷内協議の上、地を藁園の北西部、霊水のわく池のほとりに社殿を建立したと伝えられている。永正17年兵火により焼失し、7年後再建された。その後も焼失し、慶長2年に再々建された。尚、創建については大津市瀬田の大神氏所有の寛平古図に藁園村牛頭社があり、これを裏付けるように、寛平4年(892)5月、初寅日、民部輔元名と川瀬三九良頼重の両名が曽古奈志池のほとりに、祇園牛頭天王を勧請し、杉本神社と称したとの節があるが神社南に薬師如来、昆沙門天を奉祀している諸仏堂があり、神仏分離により明治5年以後現在の社名である。また明治9年村社に列せられ、昭和14年幣帛料供進神社に指定された。
本殿・境内建物
〔本殿〕三間社流造 間口二間三尺 奥行二間三尺
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行三間三尺
〔その他〕
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行三間三尺
〔その他〕
境内社(摂社・末社)
鎌足神社 (境外)
主な祭礼
6月中旬なまずまつり
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月
3日
鯰祭り
正保3年(1646)、害虫駆除の祈願によって鮒の群れが現われ、害虫を食いつくしたという説と、長雨による浸水の時、神殿の浜床に上った鮒を捕獲したところ水害がおさまり、鯰を祀ったとする説がある。宵宮祭には「火まわし」といい、缶に火をつけて児童が頭上で振りまわす行事がある。
〔本務社|高島支部〕