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高宮神社
(タカミヤ)
御祭神
天津日高日子番能邇邇芸命
〔配祀神〕木花之佐久夜毘賣命
〔配祀神〕木花之佐久夜毘賣命
御神紋
雁
御由緒
創立祀代は不詳であるが、社伝によると、鎌倉末期といわれている。寛政年中の「中山道分間延絵図」には「山王」と記載されており、また『近江輿地志略』には「山王権現社、同所にあり祭神日吉大比叡神、祭禮毎年三月十日」と記されている。古くは十禅師宮又は山王権現と称していた、日吉社領に起因するものである。明治五年に村名により高宮神社と改称された。明治四十一年十月十三日となり、昭和三年七月二十七日郷社となる。同年十一月十日神饌幣帛料供進指定となる。
また配祀神木花佐久夜毘賣は、彦根市高宮町御旅所に鎮座してあった御幸神社の祭神であり、明治四十一年十一月五日に高宮神社に合祀した。なお本殿は延宝六年の建築と伝えられており、高覧擬宝珠にその銘が刻まれている。表門は嘉永二年の建築で、棟札を残している。入母屋造の三間一戸の八脚門である。
また配祀神木花佐久夜毘賣は、彦根市高宮町御旅所に鎮座してあった御幸神社の祭神であり、明治四十一年十一月五日に高宮神社に合祀した。なお本殿は延宝六年の建築と伝えられており、高覧擬宝珠にその銘が刻まれている。表門は嘉永二年の建築で、棟札を残している。入母屋造の三間一戸の八脚門である。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造正面千鳥破風軒唐破風付 間口一間一尺 奥行一間一尺
〔拝殿〕入母屋造正面唐破風付 間口五間三尺 奥行二間三尺
〔拝殿〕入母屋造正面唐破風付 間口五間三尺 奥行二間三尺
境内社(摂社・末社)
恵比須神社 瑞穂神社 垂加霊社
史跡・名勝
芭蕉の句碑「をりをに伊吹を見てや冬籠りはせを」の句碑が建立 裏面に 嘉永三庚戌林鐘の年号有り
主な祭礼
宵宮例祭に神輿一社、大太鼓八掛、祭鉦十七口の渡御式がある。
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月
4月 10日 太鼓踊り(10に近い第2日曜)
鎌倉末期に起因する。氏子17ヶ町によつて前日篝火に点火。参拝する氏子崇敬者は浄火によつて身を浄め、翌日の例大祭を迎える。例大祭終了後、神輿1基・鳳輦1基・大太鼓8個・鉦17個によつて神輿渡御。神幸祭終了後、19対の高張提灯を掲げて本社へ。還御の光景はたいへん壮観であり、近郷在住の参拝者で賑わう。
〔本務社|彦根支部〕