郵便番号 | 〒 5260817 |
鎮座地 | 滋賀県長浜市七条町700 |
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足柄神社
(アシガラ)
御祭神
大年神
御神紋
丸に鷹の葉
御由緒
相模国の住民井関氏、同国足柄山箱根権現に参籠し霊夢をうけ、諸国巡歴中、この七条邑に居住を定め郷士となり、建長三年四月、足柄大明神を勧請して社を創建する。文永年間、北條盛時又、この地に幽棲して当社を尊崇して社殿などの建立、境内の整備、旅所を設け、剣及神輿を奉納して祭礼を盛大に行う。その子孫は、当社の別宮となり、坊舎を構え、堂塔を建立して壮麗を極めたが、その後室町安土桃山時代になり、再三の兵火に罹り、社殿、境内荒廃し、又什器烏有に帰したが、江戸時代に入り、社殿、拝殿、神輿堂等も再建され、若衆組織、頭屋制度も確立され、祭礼は一段と風流になる。
本殿・境内建物
〔本殿〕三間社流造 間口二間三尺 奥行一間三尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行二間五尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行二間五尺
境内社(摂社・末社)
神明神社 稲荷神社
主な祭礼
芸能、祭礼は、卯月八日であったが、今は五月五日に行われ、神輿、子供幌武者、官女その他総勢八十余人の若衆による町内渡御、境内では、天狗、尉と姥、獅子頭の神輿遷御は、恰かも、室町時代の神事芸能を彷彿させる。まつりの後は、近年まで仏嚴寺山登りの習俗があった。
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月
5日
春祭り
古くは4月8日に行われた。甲冑に身を固めた子供武者が背に造り花を背負い、官女(12歳の少女)、その他八十余人の若衆による神輿渡御が行われる。境内では天狗・獅子・尉と姥の還御の神事、神輿堂のツツジの供花がある。祭りの後は最近まで仏寺山登りの習慣があった。これらは田植え前の早乙女の姿、春田打の形を残したものであろう。
1月 1日
〔兼務社|長浜支部〕