木俣神(亦名 御井神)

下り藤

創祀年代不詳で、古代豪族蘆井造の祖を祀るともいうが明らかではない。大永四年の旧本殿棟札によると、下砥山村(現下戸山)の鎮守として篤く崇敬されていたことがわかる。武内社(栗太郡八座の内）、明治九年村社に列す。神社は安養寺山の麓にあり、山頂に古木に囲まれた山王社と龍王社の小祠がある。山王社こそは蘆井に坐す神が降臨する場所でなかったかと考えられる。

〔本殿〕一間社流造 間口一間 奥行一間
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行二間三尺
〔その他〕

八幡社

5月 5日