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酒井神社
(サカイ)
御祭神
大山咋命
御神紋
丸にちがひだかの羽
御由緒
徃古下阪本字的場梵音堂の上に磊があり、弘仁元年酒の泉が湧出し、小牧秀繁へ酒の精は大山咋命なりと神告があった。人々が集ってこれを掘り、石形を以て神霊と崇めて社を建てた。其後伏見宮家より酒井神社と神号を賜った。また元仁年間に穴太村禅納を勧請して合殿に祀り両社と称した。以来五月二十三日に神祭を斎行した。
元亀二年比叡山兵乱の際、小牧栄偆が両社を守護して伊香立村へ逃去り、其処に小祠を建て守護し、天正十六年に帰村し、社殿を再建した。此時浅野長政が旧広島藩主先祖が下阪本村領受の由緒を以って、元和六年浅野長晟が今の社を造営した、しかし社地が大変狭かったので小牧栄偆が私有地を寄進し、合殿を離して酒井・若宮の両社となった。尚廃藩迄はすべて浅野家が営繕して来た。明治九年村社に列せられ、同四十一年神饌幣帛料供進指定。
元亀二年比叡山兵乱の際、小牧栄偆が両社を守護して伊香立村へ逃去り、其処に小祠を建て守護し、天正十六年に帰村し、社殿を再建した。此時浅野長政が旧広島藩主先祖が下阪本村領受の由緒を以って、元和六年浅野長晟が今の社を造営した、しかし社地が大変狭かったので小牧栄偆が私有地を寄進し、合殿を離して酒井・若宮の両社となった。尚廃藩迄はすべて浅野家が営繕して来た。明治九年村社に列せられ、同四十一年神饌幣帛料供進指定。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口一間一尺 奥行一間一尺(県文)
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行二間三尺
〔その他〕神輿庫 手水舎
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行二間三尺
〔その他〕神輿庫 手水舎
境内社(摂社・末社)
厳島神社 稲荷神社 大将軍神社
主な祭礼
正月の「おこぼまつり」神事(市文)
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月
3日
例祭
1月 おこぼ祭り
正月の第2日曜日(1月14日お日待ちと重なる場合は第1日曜日) 酒井神社・両社神社の両神社で行われる「おこない」。各神社では若干しきたりは異なつているが、およそは次のごとくである。当番(とうや)宅で餅がつかれ、「おだいもく」といわれる餅と人形による飾り付けが行われる。翌日、神社に奉納され神事がなされる。終わると「おだいもく」の餅は小さく切り分けられ、氏子各町内に配られる。なお、両社神社では当番制は行われず、氏子総代と宮世話が合同で行つている。
11月 22日 まいどこ神事
夕刻、神社に集った子供たちは、手に手に御幣をささげ、その中の二人は、面で顔をおおい、 まいどこまいどこ わら三把出さんもんは ツラに毛が一杯ハヨハヨヨー と唱えながら、梵音堂の旧社地へと向います。そこで楓の枝をとり、再び町中を唱えまわり神社にそれを持ち帰って神前にお供えする。
〔本務社|大津支部〕