大己貴命

康和二年の鎮座であり応永三年本殿再建。嘉吉元年修復。明治十三年にも造営があった。

〔本殿〕一間社流造 間口一間 奥行五尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間三間 奥行二間三尺
〔その他〕

(境外)天神社 津島神社

小縄打奉納一月三日 麦酒祭七月十七・八日 司会神事十一月十九日

11月 3日
7月 17日 麦酒祭
１７日早朝から水汲みを始め、麦酒を醸造する。昔は麦のみで醸造したが、後世に至つて米麹を半分使用するようになり、昭和８年には裸麦５升・米麹５升・白湯１斗と決めた。社務所において行われ、沸騰させてから２０度に冷却した白湯を、別桶に精麦を蒸して米麹と混合した中に注入する。徹夜で撹拌し、５、６０度に保ちつつ１８日未明に完成さす。１１時から本殿に献納し、祭典を行う。