伊邪那岐命 伊邪那美命 大穴牟遅神

左三ツ巴

康平五年平業国が伊豆より来て佐治郷五箇村の領主となり佐治城を築く。その子孫小佐治氏が元弘年間に至り佐治荘三箇村の領主となりその守護神として小佐治大明神社が勧請されたと伝えられる。現存する棟札に「干時文明二庚寅年卯月十九日遷宮戊時大檀那佐治美作守平朝臣為氏建立」とあり、裏に「祭神中央大己貴命、左側伊弉諾尊、伊弉冉尊」と墨書きされ室町中期文明二年に時の領主為氏によって再興。佐治荘の総社として祀られた。降って江戸中期延享元年に再建された社殿が今に現存する。また末社三殿あり農業の守護神として東に風宮、西に龍王社、南に稲荷社を祀っている。旧村社

〔本殿〕一間社流造 間口一間三尺 奥行一間二尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行三間
〔その他〕

龍田神社 龍王神社 (境外) 稲荷神社

4月
4月 15日