天忍日命
〔配祀神〕菅原道真公 軻遇突智命 猿田彦大神 応神天皇

丸に橋

天元四年鎮座。橘朝臣敏保卿の創祀と言う。明治二十九年九月三日貴隆神社を合祀した。本社の東北三丁ばかりの所に太子山と称する小高い山があり杉、雑木等多く繁っているが、口碑によれば聖徳太子が馬をつながれた所と伝えている。慶長七年及び延宝七年の検地の時、除地となり、反別二反歩が現在社有林となっている。宝物に刀があり天元年間橘朝臣敏保卿が悪蛇退治の時に用いたものであると伝えている。明治九年十月村社に列す。

〔本殿〕一間社流造 間口一間 奥行一間
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行二間
〔その他〕

貴隆神社 稲荷神社 (境外) 太子神社

3月 28日