郵便番号 | 〒 5291214 |
鎮座地 | 滋賀県愛知郡愛荘町宮後98 |
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八木神社
(ヤギ)
御祭神
天児屋根命 比賣神
御神紋
下り藤
御由緒
聖武天皇の神亀元年村人霊夢を蒙り南部春日大社の御分霊を奉斎したのが創祀と伝えられている。もともと春日大明神と奉称し四十余村の大宮であったとも伝えている。社伝によれば清和天皇の貞観3年惟喬親王愛知郡君ヶ畑へお成りの途次に当社へ参拝され、その荒廃を嘆かせ給うて再興を願われ「八木宮春日大明神」と染筆せられた扁額及び御せられていた馬鞍を奉納され、更らに同年7月に再び御参拝のことがあり社頭に杉苗を植え給うた。御染筆の額と馬鞍は現存している。永禄、天正年間の兵乱と宇曽川の氾濫とによって一時社運は衰退し伝来の旧記等の多くを失ったが、四脚門はその難を免がれた。同門は足利時代の古材で作られ、数次の組直しの跡が見られるがその古きを誇っている。大字沖に残っている慶長7年の検地帳に「神主屋敷四所、禰宜屋敷一所」とあり多くの神職奉仕していたことが窺える。明治2年社号を八木神社と改め同9年村社に列し、同15年に郷社に昇格した。戦後社務所を始め本殿その他の設備を整備した。昭和54年神社本庁の神社振興対策指定神社となり、境内林、石柵、幣殿、手水舎を整備した。
本殿・境内建物
〔本殿〕三間社流造 間口二間三尺 奥行二間
〔拝殿〕入母屋造 間口三間三尺 奥行三間
〔拝殿〕入母屋造 間口三間三尺 奥行三間
境内社(摂社・末社)
大国神社 宇賀御魂神社
主な祭礼
粥占祭 古式馬頭人神事
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月
21日
古式祭(4月21日に近い日曜日)
例大祭古式祭として昭和3年から始まる。氏子中から御神籤により馬頭人を定め、祭儀7日前から潔斎に入る。当日本殿祭を斎行後、馬頭人振舞いの行事があり、祭礼関係者に饗膳をもてなす。神幸祭神輿渡御行列の主役として、馬頭人は衣冠を着装し、乗馬して頭人付・稚児を従えて御旅所へ神輿を案内する。御旅所では祝詞を奏し、氏子の安泰と繁栄を祈願したのち還御する。
〔兼務社|愛知稲枝支部〕