建速素盞鳴命

大瓜に剣方喰

古来羽栗村、森村、堂三ヶ村の総社であった。創祀年代は不詳であるが、当社はもと現在の羽栗公民館の附近にあったと伝えられる。正徳三年の羽栗村庄屋以下村役人連署で奉行藤崎安左ェ門にあてた口上書に、大水で再三浸水の為本殿その他の建物を屋敷替したいとの文書から、現在地への移転は正徳三年以降と察せられる。又一説に永正十三年造営との文書もある。本殿南側の約三坪の経堂は弘安六年佐々木信重が大般若経六百巻を勧進された経堂で、天明七年森村、堂村分社の際二百巻宛持分れたという。明治九年十月村社に列し、明治十一年五月本殿改築昭和十年神饌幣帛料指定村社に指定される。
例祭は昔は三月二の辰の日に堂村若宮八幡宮へ三日間神輿の渡御、三日目の午后還御されたという。明治以降は五月一日神輿の渡御、羽栗町中央の御旅所で奉斎し五月三日に還御される。

〔本殿〕一間社流造 間口一間二尺 奥行一間
〔拝殿〕入母屋造 間口三間二尺 三間二尺
〔その他〕中門 神輿庫 祭器庫 神饌所 手水舎 社務所

春日神社 天孫神社

湯立祭春秋二回 千燈祭 左義長祭

5月 1日