宇迦御魂神
〔配祀神〕伊弉諾尊 伊弉冉尊 猿田彦命 惟喬親王

左三ツ巴

創祀年代不詳。社伝によると惟喬親王が当地巡行の砌、正一位若宮稲葉大明神の親筆を下賜されたと伝える。織田信長の兵火により諸建物烏有に帰したが、現存するものとしては、木製円形の板があり、長禄四年卯月に落尾十禅師仮殿より遷宮と記されている。祭礼は三月二の酉の日であった、明治初年に稲葉神社と改称、同九年村社、同四十一年神饌幣帛料供進指定。昭和五十四年十月一日台風十六号により本殿倒壊したが、翌五十五年九月に再建された。

〔本殿〕一間社流造 間口一間 奥行一間
〔拝殿〕入母屋造 間口三間三尺 奥行三間三尺
〔その他〕

4月 17日