宇迦之御魂神

左三ツ巴

社伝によると祭神は元稲村大明神の相殿の神であったが、天正十三年に戸板に乗られ当三ツ谷領に流れ着かれたので旧社地、宮の森に奉祀したのがはじめであると伝えられている。後約七十年明暦二年に現在の地に奉遷し、宝永三年本殿を再建し今日に至る。当初は戸板大明神と称したが、貞享二年京都吉田家より「正一位豊田大明神」の神号を得、其の後明治元年豊田神社と改称した。明治九年十月村社に加列、同四十一年四月神饌幣帛料供進指定となる。

〔本殿〕三間社切妻造 間口二間三尺 奥行一間三尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間三尺 奥行三間
〔その他〕

稲荷神社 綾戸姫神社